原発の沸騰水型審査チーム新設へ 規制委が体制強化

(12/30 18:10 共同通信配信)

原子力規制委員会は、原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査で、東京電力
福島第1原発と同じタイプの「沸騰水型炉」を専門に審査するチームの新設を検討して
いることが30日、規制委関係者への取材で分かった。7月に新基準が施行され、当初の
審査申請は加圧水型炉のみだったが、9月の東電柏崎刈羽6、7号機(新潟県)をはじめ、
今月には中国電力島根2号機、東北電力女川2号機(宮城県)と沸騰水型炉の申請が相次
いだため体制を強化。審査申請は30日現在、9原発16基に上り、職員約80人が審査に当
たっている。