福島原発周辺の土、空港で没収 ウクライナ許容の倍の線量

(12/31 21:02 共同通信配信)

【モスクワ】インタファクス通信によると、ウクライナの国境警備当局は31日、首都キエフ
郊外のボリスピリ国際空港で、日本人乗客が東京電力福島第1原発周辺で採取した土を持ち
込もうとしたのを発見、没収したと発表した。土からはウクライナで許容される放射線量の
2倍近い線量が計測され、専門家がさらに詳しく調べる方針。日本人乗客が身柄を拘束され
たかどうかなどは伝えられておらず、キエフ日本大使館が確認を急いでいる。乗客はドイ
ツ・フランクフルトから同空港に到着。土は12グラムで、二つの容器に入れていた。