海側井戸で210万ベクレル 最高値を更新 福島第1

(12/27 21:13 時事通信配信)

東京電力は27日、福島第1原発2号機の海側にある観測用井戸で26日に採取した地下水
から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり210万ベク
レル検出されたと発表した。この井戸は上昇傾向が続いており、最高値を更新した。

東電によると、井戸は護岸から約40メートルの場所にあり、これまでの最高値は19日
の同190万ベクレルだった。東電は地下水の汲み上げによる影響と説明しているが、
詳しい原因は分かっていない。