汚染地下水くみ上げず 保管タンク不足、海に流出続く 福島第1原発

(11/28 20:54 時事通信配信)

東京電力福島第1原発放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、東電
は28日、2号機と3号機の間で予定していた地下水のくみ上げを当面行わないと発表した。
「タンクの空き容量が少ないため」と説明している。

2、3号機間の護岸では汚染地下水の流出を防ぐため、土壌を薬液で固めている。地下水を
くみ上げなければ水位が上昇し、地中で固めた壁を越え海への流出が続くことになる。