地下で汚染水貯蔵も 5、6号機廃炉後、東電検討 福島第1原発

(10/29 18:20 時事通信配信)

東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は29日の記者会見で、福島第1
原発5、6号機を廃炉にした場合の対応に関連し、放射性物質を含む雨水の一時的
な貯蔵施設として、タービン建屋の地下の利用を検討していることを明らかにした。

東電は事故被害が大きかった1〜4号機の廃炉を決定しているが、安倍晋三首相は9月、
東電に5、6号機も廃炉にするよう要請。東電は、年内に廃炉にするかどうか結論を
出す方針だ。