ブレーキ不具合が原因 3号機クレーン車故障 福島第1

(9/24 21:25 時事通信配信)

東京電力福島第1原発の3号機原子炉建屋上部の瓦礫撤去で使用していたクレーン車が
故障した問題で、東電は24日、アームを固定するブレーキの不具合が原因と発表した。

東電によると、油圧式のブレーキホースで使われるねじが緩み、ホースを流れる油が
詰まってブレーキがかかりにくくなった結果、アームが倒れたという。

アーム接合部に発見された長さ15センチ、幅5センチの亀裂は、アームが倒れた影響で
約330トンの力がかかったためと説明した。