少年に除染させた疑い、再逮捕 原発20キロ圏内、企業社長2人

(7/31 13時00分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発から20キロ圏内の除染業務で、18歳未満の少年を働かせたとして、福島
県警は31日、労働基準法違反の疑いで、同県棚倉町の除染会社社長加藤正勝容疑者(53)と、
同県郡山市の別の除染会社社長富岡美起夫容疑者(34)を再逮捕した。少年の日当は成人より
安い6、7千円程度だったとみられ、賃金を抑えようとしていたとみている。

再逮捕容疑は、共謀して20キロ圏内にある同県川内村の避難指示解除準備区域の山林で、当時
16、17歳の少年4人を18歳未満と知りながら、除染業務に従事させた疑い。