福島県、第1原発周辺の海水調査 汚染水流出で


(7/31 11時47分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発の汚染水の海洋流出問題で、福島県は31日、第1原発周辺の海域で海水
を採取した。セシウムトリチウムなどの分析をする。同日朝、いわき市久之浜漁港から、
採取に使う大量のポリタンクやバケツを積んだ調査船が出港した。

対象は第1原発の取水口や放水口の付近、沖合2キロ地点など6カ所。県放射線監視室による
と、調査は今後、月1回実施する。渡辺俊次室長は「汚染水の海洋流出が確認されたため、
県として周辺海域への影響の有無をしっかりと監視する」と話した。