文科省、もんじゅ改革で2案 民間協力強化か外部委託
ここでいうナトリウムとは、冷却材として使用する液化ナトリウムのことです。ナトリウムは酸素
に触れると燃焼し、水素(=水)に触れると爆発します。
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(7/29 02時00分 共同通信配信)
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で約1万件の機器点検漏れが見つかった
問題を受け、原子力機構の組織見直しを進める文部科学省改革本部が、もんじゅに電力会社やメー
カーから社員の派遣を大幅に増やすなどして体制強化する案と、運用を外部に委託する案の二つを
軸に検討していることが28日、分かった。
29日に外部専門家も含めた改革本部会合で議論、8月にもんじゅの運用も含めた原子力機構全体の
改革案をまとめる。外部に委託する案は、高速増殖炉はナトリウムを使うなど仕組みが特殊で電力
会社も運転経験がなく、委託先を見つけるのは難しいとみられる。