福島市にIAEA機関 日本人職員が常駐


(5/27 18時42分 共同通信配信)

原子力事故に備えた人材育成を目的とする国際原子力機関IAEA)の「緊急時対応能力研修センター」
が27日、福島市福島県自治会館に開設された。日本人職員1人が常駐。東京電力福島第1原発事故を
受け、福島県IAEAが昨年12月に決めた除染など協力事業に取り組む際の拠点としたり、各国の研修を
受け入れたりする。

IAEAのエレナ・ブグロバ事故・緊急センター長は「福島での活動を通して、原子力の安全を追求する」
とあいさつ。内堀雅雄副知事は「IAEAと連携を図り、福島県の再生に全力を尽くしたい」と応じた。