首長ら、原発新設しないと明言を 首相に要請へ


(4/28 19時07分 共同通信配信)

38都道府県の市町村長とその経験者86人でつくる「脱原発をめざす首長会議」の年次総会が28日、
茨城県東海村で開かれ、原発新設を認めないことを明言するよう安倍晋三首相に求める決議を採択
した。決議された要請書は5月中にも首相に提出する。首長会議は昨年4月に設立され、総会は2回目。

東海村の村上達也村長や静岡県湖西市の三上元市長ら16人のほか、顧問を務める鈴木望衆院議員らが
出席した。要請書では、東電福島第1原発事故の収束と原因究明を優先し、原発の安易な再稼働をしな
いよう強調。原発新設を認めないと明言することや、脱原発基本法案の早期制定など8項目を求めている。