セシウム17兆ベクレル流出か 原発港湾内濃度から試算

東京海洋大学は、2003年(平成15年)10月に共に120年以上の歴史を持つ東京商船大学東京水産大学
が統合し開学した国立大学です。

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(3/23 18時29分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発の港湾内で海水の放射性セシウムの濃度が下がりにくい状態が続いていること
に関し、汚染水の海への流出が止まったとされる2011年6月からの約1年4カ月間に、計約17兆ベクレ
ルの放射性セシウムを含む汚染水が海に流れ込んだ恐れがあるとの試算を、東京海洋大神田穣
教授がまとめた。

東電は、11年4月に1週間で意図的に海に放出した汚染水に含まれる放射性物質の総量を、約1500億
ベクレルと推計しているが、その100倍以上に当たる。神田教授は「現在も地下水や配管を通じて流
出が続いている可能性がある。すぐに調査すべきだ」と指摘している。