東電福島代表がトラブルで謝罪 「不安顧みるのが不足」

(3/21 18時45分 共同通信配信)

東京電力福島本社の石崎芳行代表が21日、福島県庁で記者会見し、福島第1原発1、3、4号機の
使用済み燃料プールの冷却システムなどが停止したトラブルについて「大変な心配と迷惑をお掛けし、
深くおわびする。一日も早く原因を究明し、対策を講じる」と謝罪した。

石崎代表は、福島原発事故後、特に4号機について「建物が傾いているのではないかなど、指摘や
不安があったことは重々承知していた」と認め「冷却ができないと聞いた県民の皆さんがどう思う
か、顧みるのが不足していた」と述べた。

地元自治体への通報や報道各社への広報については「起きたことをすぐ公表することを徹底して
いきたい」とした。