3原発所長ら被災振り返り講演 「津波に防波堤が沈んだ」

現場にいる人でさえ「あんな場所」と表現するところなんだ、と腑に落ちました。

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(1/31 17時58分 共同通信配信)

東日本大震災で被災した東北電力女川、東京電力福島第2、日本原子力発電東海第2の各原発で、
当時対応に当たった責任者が31日、東京都内で講演した。女川で原子炉主任技術者だった桜庭
達幸原子力部副部長は「監視カメラで外を見ると、黒い津波の中に(原発の)防波堤が沈んで
いた。『(水位が)上がらないでくれ』と思った」と振り返った。福島第2の増田尚宏所長は
地震発生の約6時間後、被害状況確認のため現場に出したが、後で『あんな場所によく行かせ
ますね』
と言われた」と打ち明けた。東海第2の剣田裕史所長は今後の事故対策で「現場を支え
る幹部の心構えも重要だ」と強調した。