原子力規制委の独立性に疑問 経済団体が再稼働要望

(1/29 20時45分 共同通信配信)

九州経済同友会の石原進代表委員(JR九州会長)らが29日、原子力規制委員会事務局の原子力規制庁
を訪れ、原発の早期再稼働を訴える意見書を森本英香次長に手渡した。経済団体が規制庁を訪問し、
再稼働を要望するのは初めて。

原発の安全性をチェックする規制機関の規制委は独立性を重視し、経済団体などからの要請書などを
受け取らない姿勢を強調してきただけに、今回の対応は疑問視されそうだ。九州電力会長も九州経済
同友会幹部を務めているが、規制庁は「規制に関する意見が含まれていたため、規制委の立場を説明
する機会として面会した」と説明している。