活断層上に原子炉設置を禁止 規制委、新基準骨子まとめる

(1/29 13時48分 共同通信配信)

原子力規制委員会(田中俊一委員長)は29日、有識者会合を開き、原発地震津波対策の新安全
基準骨子をまとめた。新基準では、活断層の定義を変更して対象年代を拡大し、活断層上に原子炉
の設置禁止を明記するほか、原発ごとに想定される最大規模の津波を「基準津波」と設定し、防潮
堤の設置や重要設備が浸水しない措置などを求める。

近く骨子がまとまる原発の設計基準や過酷事故対策の基準と合わせ、7月施行の予定。新基準で新た
な対応を迫られる原発も出てくるとみられ、再稼働に大きく影響しそうだ。