福島の放射線量低下、雪が遮り 昨冬に続き


(1/24 19時17分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故を受け、空間放射線量を測定している福島県内のモニタリングポストで、雪が降った
1月に入り、それまでより低い値が続いている。県は「地面に蓄積した放射性物質からの放射線を、雪が遮って
いるため」と説明している。

原発から北西約63キロ地点の県北保健福祉事務所(福島市)では、昨年12月までは毎時0.6〜0.7マイクロシーベ
ルト前後で推移。今年に入り、1月14〜15日に市内で大雪が降ったのを境に、16日(正午)は毎時0.39マイクロ
シーベルト、24日(同)も毎時0.37マイクロシーベルトと下がっている。昨冬も同様の傾向が各地で見られた。