震災瓦礫の受け入れ中止 福井・敦賀市と高浜町

(1/25 17時44分 共同通信配信)

東日本大震災で発生した岩手県大槌町の瓦礫の受け入れを予定していた福井県敦賀市高浜町
は25日、瓦礫が大幅に減少したため、受け入れを取りやめると発表した。敦賀市は昨年2月に震災
瓦礫の受け入れを表明、今年1月から来年3月までの間、大槌町から計900トンを受け入れる計画
だった。高浜町も計700トンの受け入れに向け、試験焼却や住民説明会を実施していた。

敦賀市などによると、環境省岩手県が同県内で処理できる量を見直した結果、木くずの腐敗など
大槌町の瓦礫が大幅に減少していることが分かり、福井県での処理は必要ないとして取りやめを
決めたという。