もんじゅ、前政権の方針を踏襲 下村文科相

(12/28 21時27分 共同通信配信)

下村博文文部科学相は28日、報道各社とのインタビューで、高速増殖炉もんじゅは年限を区切って研究開発を
続けるとした民主党政権の方針を踏襲する意向を示した。

再稼働は「安全確保を最優先し、原子力規制委員会の意見を最大限尊重して最終的に判断する」と述べた。前
政権が9月に決定したエネルギー・環境戦略を受けて、文科省の作業部会はもんじゅの今後の計画を議論してお
り、来年夏をめどに計画を策定する。運用する日本原子力研究開発機構は作業部会で、来年末以降に試運転開始、
10年程度運転するとの計画案を提示している。