米空母乗組員8人、東電提訴 誤情報で被曝、120億円請求

内容はほぼ同一の記事ですが、細かい点が異なっているので比較してみるのも良いかと。

///////

(2012-12-27 23:27 時事通信配信)

米メディアなどによると、東日本大震災を受けて被災地沖合に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガン
乗組員8人が27日までに、東京電力福島第1原発事故について誤った情報を伝え、危険なレベルまで被曝させ
たとして、同社を相手に損害賠償など計1億4000万ドル(約120億円)の支払いを求める訴えを、米サンディエ
ゴの連邦地裁に起こした。

トモダチ作戦」として救援活動に当たった乗組員側は「米海軍が東電による健康と安全に関する偽りの情報
を信頼し、安全だと誤解させられた」と主張。「東電だけが入手できた当時のデータによると、原告が活動し
ていた地域における放射線被曝量は、チェルノブイリ原発から同距離に住み、癌を発症した人々の被曝量に
すでに達していたことになる」と指摘した。

また日本政府についても、「ロナルド・レーガンや乗組員への放射能汚染の危険はないと主張し続けていた」
とし、意図的なミスリードだったと非難した。