「退避」で通信要員不在 事故5日後、回線一時途絶 福島第1原発・東電テレビ会議

(2012-12-28 15:43 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故から5日後の昨年3月16日、同原発と東電本社などを結ぶ通信回線が一時
途絶し、対応できる通信要員も退避していたことが28日、東電が追加公開したテレビ会議の映像で
分かった。東電が全面撤退しようとしたとされる問題で、東電は「必要な人員を残すつもりだった」
と反論したが、緊急時に対応できる要員が残っていなかったことが明らかになった。