日本近海にメタンハイドレート 回収に成功と研究チーム

(10/29 18時48分 共同通信配信)

次世代のエネルギー源として注目される「メタンハイドレート」を、オホーツク海日本海の海底下
数メートルで発見、回収に成功したと、北見工大と明治大などのチームが29日発表した。

メタンハイドレート天然ガスの主成分メタンと水が結合した固体で、うまく採掘ができれば、輸入に
頼る天然ガスに代わる資源として期待される。似たような海底地形であればほかの場所でも見つかるかも
しれないことも分かった。日本近海に広く分布する可能性も出てきた。見つかったのは北海道網走市沖の
オホーツク海、秋田、山形、新潟、各県沖合の日本海の海底。島根県の沖にも存在を示すガスの柱が見つ
かった。