JCO臨界事故から13年 東海村民「安心して住める村に」

(9/30 18時41分 共同通信配信)

茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で起きた臨界事故から13年となる30日、
東海村原子力の未来を考えるフォーラム」が村で開かれ、参加した村民からは「安心して住み
続けられる村にしたい」との意見が出た。約130人が参加。
村には日本原子力発電東海第2原発があり、脱原発を訴える村上達也村長は「臨界事故の教訓を後世
に残したい。東京電力福島第1原発事故も起き、人類が放射能とどう向き合うかが21世紀の課題だ」
とあいさつした。討論会では、主婦岡本孝枝さん(42)が「村民自らが考え、新しい村を作り上げ
なければいけない」と話した。