福島・双葉町で放射線量最大 原発敷地外、事故翌日に

水素爆発後、風向きも変わり放射性物質を帯びた雲(放射性プルーム)が南下しました。
水素爆発で大気中に最も多く放射性物質を放出したのは3号機と推定されています。

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(9/21 21時58分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故が起きた昨年3月11日から3月31日までの空間放射線量最大値は、原発から
北西に約5.6キロの双葉町上羽鳥で、12日午後3時に毎時1590マイクロシーベルトを記録した。
福島県が21日公表した、放射性物質の飛散状況モニタリングポスト観測結果で判明した。県によると、
原発の敷地外ではこれまでで最も高い。一般の人の年間被曝線量限度1ミリシーベルト(1000マイクロ
シーベルト)を1時間で超える数値。最大値は、1号機の水素爆発前に記録された。県は「爆発の前から
放射性物質が漏れ出していたと考えられ、風向きが影響した可能性がある」としている。

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