浪江町など10地点で検出 原発事故由来のプルトニウム 文科省

(2012-08-21 20:13 時事通信配信)

文部科学省は21日、東京電力福島第1原発周辺で土壌調査した結果、原発事故で沈着したと
みられるプルトニウムが、福島県大熊町浪江町飯舘村南相馬市の4市町村10地点で検出
されたと発表した。最大量は浪江町で出た1平方メートル当たり11ベクレルのプルトニウム238
で、海外の核実験で過去に降下した際の最大測定値を約1.4倍上回ったが、健康に問題はないと
いう。