米の産地偽装への対処

まずこの報道から。

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コシヒカリ以外70%のものも 新潟
(06月20日 11時21分 NHK配信)

新潟県が全国で「新潟県コシヒカリ」として販売されているコメをDNA鑑定をしたところ、別の品種が最大で70%含まれていたコメが見つかり、県はさらに調査した上で刑事告発を検討することになりました。

新潟県は、県産コシヒカリの流通の実態を把握しようと、全国で「新潟県コシヒカリ」という表示で販売されているコメを平成21年から調査しています。

今回はことし3月までの3か月間に首都圏や関西などのスーパーや百貨店、それにインターネット上で販売されていた合わせて76点についてDNA鑑定をしました。その結果、県内だけで栽培されているコシヒカリと確認できたのは46点で全体の60%にとどまったということです。

またコシヒカリでない品種が混ざっていたものが5点あり、このうち1点は他の品種が70%含まれていたということです。

新潟県はほかの品種を意図的に混ぜた疑いがあるとして、さらに調査した上で刑事告発を検討することになりました。

県産コシヒカリ以外の品種が混ざっていたコメをめぐってはインターネットで偽った表示でコメを販売していたとして県がことし4月大阪の業者を告発し、経営者が罰金50万円の略式命令を受けています。
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これはブランド米に混ぜたものですが、ブランド米に混ぜるくらいなら
産地偽装もそのうち発覚するでしょう。まして、ほぼ毎日摂取する米です。
(水もほぼ毎日摂取しますが、水は水道水を使用している人もあり、
ミネラルウォーター使用の人もあり、そのミネラルウォーターも多種
多様なので、検査は個人で行うしかないかもしれません)

それでも、米は産地偽装に引っ掛らないよう工夫することは可能です。

比較的汚染度の低い地域でのみ生産されていて、白米の段階では他の
米と似た形状ですが、炊飯してみるとタイなどでよく見かける長粒
種の米のように、少し細長い形状で炊き上がる品種があります(風味
は日本で好まれる短粒種のもの)。例え偽装されて販売されていても、
炊飯すればすぐ見破れます。