近畿7府県、事故前と同レベル 放射線量とセシウム分布図

(6/8 19:16 共同通信配信)

文部科学省は8日、近畿地方の7府県で地上の高さ1メートルの放射線量や
土壌に蓄積した放射性セシウムの分布状況を示した地図を公表、いずれも
東京電力福島第1原発事故前と同レベルで、事故で出た放射性物質の影響
はないとしている。

文科省によると、放射線量は大部分の地域が毎時0.1マイクロシーベルト
以下を表す濃い青色。奈良県南部や和歌山県中央部は毎時0.1〜0.2マイ
クロシーベルトを表す薄い青色だが、もともと自然界に存在する放射性
物質の影響という。セシウムは全ての地域で、最も低い濃度区分の1平方
メートル当たり1万ベクレル以下。