線量計の使い方

筆者は複数の社の、食品用放射性物質検出器のデモを見学しています。まとも
な会社であれば(それこそ2011年から測定器市場に参入したような会社を除く)、
食品用だけでなく空間用の線量計、いわゆるガイガーカウンターやシンチレー
ションカウンターと呼ばれるものも扱っています。

専門家仕様のものは重さや大きさもさることながら、値段も張ります。だから
と言って、高価なものを買うのは得策ではないと思います。高いから良いとは
限りませんし、その分のお金で内部被曝を少しでも減らすために、安全な食品
を購入したほうが今の段階では有効だと(筆者は)考えるからです。

素人が扱える線量計では当然誤差はつきものと考え、同じ機器で計測してみて、
相対的にどこが線量が高くてどこが低い、という使い方をすればよいと思います
(ちなみに筆者の所有するシンチレーションカウンターもプラスマイナス20%の
誤差があります)。