放射性廃棄物、県外で処分を 福島第1で経産相に要望 内堀知事ら

(08/29 18:55 時事通信配信)

福島県の内堀雅雄知事と県内市町村の首長らが29日、東京都千代田区経済産業省を訪れ、世耕弘成経産相
と会談した。同知事らは、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の安全で確実な取り
出しや、燃料デブリ、使用済み燃料など放射性廃棄物の県外での処分を求める要望書を提出した。

要望書は、内堀知事と大熊町双葉町浪江町など県内13市町村長の連名。知事は会談で「いずれも福島県
特に避難区域の市町村が復興、再生を前に進めるために欠くことができない重要な要望だ」と訴えた。