ドラム缶で廃棄物漏れ 「ふげん」外部に影響なし 原子力機構

(08/26 19:48 時事通信配信)

日本原子力研究開発機構は26日、廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)で、放射性物質
含む廃液を貯蔵するドラム缶の底から中身が漏れていたと発表した。放射性物質は検出されておらず、外
部への影響はないという。原子力機構が原因を調査している。

原子力機構によると、18日午前10時15分ごろ、第2固体廃棄物貯蔵庫を巡回していた職員が、ドラム缶から
白濁色の固形物が漏れているのを発見。中身が同じドラム缶26本を点検したところ、同様のドラム缶が1本
見つかった。