学校の汚染土、7月から搬出 大熊町公園へ1万立方メートル 環境省

(06/21 13:08 時事通信配信)

環境省は21日、福島県内の学校敷地内で保管されている放射性物質を含む汚染土について、7月から同県大熊町
保有する公園「ふれあいパークおおくま」(16ヘクタール)に搬出する方針を発表した。同町議会が汚染土の仮
置き場として使うことを認めたためで、約1万立方メートルを運び込む予定だ。

汚染土は、東京電力福島第1原発事故の除染作業で発生。学校敷地内では計約30万立方メートルが保管されている。
児童生徒の健康への影響が懸念されるため、国などが汚染土の中間貯蔵施設建設予定地である同県大熊、双葉両町
に対しそれぞれの町有地での受け入れを要請していた。