「県民の気持ち無視、遺憾」 「炉心溶融」報告書に内堀福島知事

(06/17 16:22 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故の「炉心溶融メルトダウン)」公表遅れ問題をめぐり、東電第三者委員会の報告書が、
当時の社長が「炉心溶融」の言葉を使わないよう指示したと指摘したことに対し、福島県の内堀雅雄知事は17日、
「重大情報が社長の指示で公表されなかったことは、不安に満ちた県民の気持ちを無視したもので極めて遺憾」
とするコメントを発表した。

その上で知事は「報告書を真摯に受け止め、今後の対応を速やかに示してほしい」と求めた。