作業員43ミリ被曝 上限超、凍土遮水壁で 福島第1

(02/29 19:35 時事通信配信)
 
東京電力は29日、福島第1原発の汚染水対策として1〜4号機建屋周囲の土壌を凍らせる凍土遮水壁の設置工事で、下請け企業
の30代の男性作業員が、昨年4月から今年2月までに43.2ミリシーベルト被曝したと発表した。計画では40ミリシーベルト以下
に抑えるとしており、東電が経緯を調べている。

作業員の被曝量上限を年50ミリシーベルト、5年間累計100ミリシーベルトとした法定基準は下回っている。