イラクで放射性物質盗難か IS入手の恐れ

(02/18 05:51 時事通信配信)

【カイロ】ロイター通信は17日、独自に入手したイラク環境省の文書などを基に、同国南部バスラ付近にある米国の
油田関連会社の施設で保管されていた放射性物質が昨年11月、何者かに盗まれたと報じた。

イラクでは、過激派組織「イスラム国」(IS)が強い勢力を誇る。治安当局者は「ISの手に渡ることを懸念している」
と述べ、放射性物質をまき散らす「ダーティー・ボム(汚い爆弾)」に転用される恐れもあるとの認識を示した。