北朝鮮の黒鉛炉再稼働確認 プルトニウム抽出も 米情報長官

(02/10 01:26 時事通信配信)

【ワシントン】クラッパー米国家情報長官は9日、上院軍事委員会の公聴会に提出した準備書面で、北朝鮮寧辺
ある5000キロワット黒鉛減速炉を再稼働させたと公式に確認した。また、数週間から数カ月以内に核兵器の製造に
必要なプルトニウムを抽出する可能性があるとの見方を示した。

北朝鮮は2013年4月、6カ国協議の合意に基づいて無力化した黒鉛減速炉の再整備・再稼働を表明した。その後、施設
全体の改修を続けてきたことが衛星画像などから確認されている。