原発廃棄物、東海村長が埋設容認 低レベル「やむを得ず」


日本原子力発電東海原発=2013年5月、茨城県東海村

(01/26 22:24 共同通信配信)

茨城県東海村の山田修村長は26日、村内にある日本原子力発電東海原発廃炉作業で発生した低レベル放射性廃棄物
ついて、原発敷地内での埋設処分を容認する考えを示した。立地自治体の首長の容認表明は全国で初めて。

最終的には原子力規制委員会の許可や村議会などの了承も必要になるが、首長の容認は一定の影響力を持つとみられる。
山田村長は取材に対し、容認の理由について「条件が整えば受け入れはやむを得ない。廃炉が最も進んでいる東海村
決断しないと、他原発での廃炉に影響が出かねない」と述べた。