南相馬、葛尾の宿泊延長 来年2月末まで、原発避難区域 政府

(11/24 17:08 時事通信配信)

政府は24日、東京電力福島第1原発事故で避難指示が出ている福島県南相馬市の一部と同県葛尾村について、避難解除に向けた準備宿泊を
来年2月末まで3カ月間延長すると発表した。同県川俣町山木屋地区も延長する方向で町と最終調整を進めている。

3市町村は8月31日から3カ月間の予定で準備宿泊を始めた。政府は地元と避難解除の時期を協議してきたが、宅地周辺の除染が進んでおらず、
診療所が再開していないことなどから準備宿泊の延長を求める声があったという。