除染で使ったマスクや手袋を投棄 コンビニ店頭のごみ箱に

(10/25 16:55 共同通信配信)
 
東京電力福島第1原発事故に伴う国の除染作業で使用されたマスクや手袋が、福島県内の複数の地域でコンビニなどのごみ箱に捨てられる
ケースが常態化していることが25日、関係者への取材で分かった。厚生労働省福島労働局は、被曝対策や汚染廃棄物の扱いを定めた労働
安全衛生法に違反する疑いもあるとしている。

共同通信の取材に複数のコンビニや除染業者が、除染が本格化した2012年から投棄が続いていると認めた。環境省によると、これまで郡山
市、田村市南相馬市楢葉町から苦情や通報があり、今年3月と8月に業者に改善を指導した。