栃木でも土嚢流出 日光市で300袋超

(09/17 19:30 時事通信配信)

栃木県日光市は17日、市内の2カ所の除染作業現場で、刈り取った芝などを詰めた土嚢が記録的豪雨の影響で流出したと発表した。
現時点で計341袋が付近の川に流れたり、山の斜面に落下したりしたとみられ、市が回収作業を進めている。

市によると、川に流出したと推定されるのは334袋。そのうち14袋が発見されたが、ほとんどが破損した状態で中身は空だった。
また、別の作業現場では7袋が山の斜面に落ちているのが見つかったが、中身漏れはないとみられる。いずれも放射線量は低く、
環境に影響を与える可能性は低いという。

今回の大雨では、福島県飯舘村の作業現場でも土嚢が流出している。