川内2号機の燃料装填公開 九電、24時間態勢で作業


(9/12 10:49 共同通信配信)

九州電力は12日、10月中旬の再稼働を目指す川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉に核燃料を装填する作業を報道陣に
公開した。装填は11日午後に始まり、24時間態勢で進められている。ウラン燃料入りの燃料棒を束ねた燃料集合体(長さ約4メー
トル、重さ約700キロ)157体を4日程度かけて原子炉にセットする。

使用済み燃料プールからクレーンで1体ずつ引き抜いた集合体を原子炉格納容器内に運び、別のクレーンで炉心に挿入する。放射線
を遮って安全を確保するため全て水中での作業となる。