(8/31 19:35 時事通信配信)
東京電力は31日、福島第1原発の放射能汚染水増加抑制策として、1〜4号機建屋周囲の地下水を浄化処理した上で海へ排水する
「サブドレン計画」について、くみ上げを9月3日から開始すると発表した。
くみ上げ量は当初150〜200トン程度を見込むが、排水時期は未定という。
第1原発では、地下水が建屋の亀裂などから流入し、汚染水と混じって量が増加。東電は汚染水が1日平均約330トン増えていると
して、流入前の地下水を建屋周囲に設置したサブドレンと呼ばれる井戸からくみ上げることで増加抑制を目指していた。