処分場候補地、住民抗議続く 環境省調査、再び阻止 宮城

(08/31 11:46 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、環境省は31日午前、先週に引き続き宮城県
3候補地で現地調査に着手しようとしたが、再び地元住民らの反対に遭い、実施を見合わせた。

環境省によると、候補地の一つである宮城県加美町では午前10時ごろ、調査に入ろうとした同省職員らに対し住民らが抗議。候補地
絞り込みに向けた現地調査は、「3カ所同時」を実施条件としているため、栗原市大和町の2候補地でも午前の調査を見送った。