原発検証委「伊方審査は妥当」 再稼働可否手続き本格化

(8/29 22:10 共同通信配信)
 
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全性などを検証する県の環境安全管理委員会が松山市で28日開かれ、「伊方3号機を合格と
した原子力規制委員会の審査は妥当」とする報告書をまとめた。中村時広知事は今後、報告書や県議会の議論などを基に再稼働の可否を
判断する考えで、地元同意手続きが本格化する。
県の委員会は副知事や伊方町長、農業、漁業団体幹部らから構成。委員会の下部組織に当たり、原子炉工学や地震工学の有識者らからなる
専門部会が8月にまとめた報告書を28日の会合で了承した。