凍土遮水壁の設備停止 電源ケーブルで火災 福島第1

(07/28 13:13 時事通信配信)

東京電力は28日午前、福島第1原発で汚染水の浄化装置「ALPS」(アルプス)近くにある電源ケーブル付近で火災があったと発表した。
その直前には、免震重要棟と5号機中央制御室にある電源盤で漏電を知らせる警報が鳴った。1〜4号機建屋周囲の土壌を凍らせる凍土
遮水壁の設備と、1〜3号機で原子炉内に窒素を送り込む設備1基が停止しており、東電が詳しい状況や関連を調べている。

使用済み燃料プールや溶け落ちた核燃料の冷却には異常はないという。敷地内の放射性物質濃度にも大きな変動はない。