除染廃棄物を不法投棄 枝など3.4トン、容疑者逮捕 福島県警

(07/23 12:21 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故の除染作業で出た木の枝などの廃棄物を山林に不法に埋めたとして、福島県警南相馬署などは23日、
放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで福島市蓬莱町、アルバイト従業員斎藤豊容疑者(65)を逮捕した。

県警によると、斎藤容疑者は除染作業の現場責任者だった。容疑を否認しているという。同法違反容疑での逮捕は2例目。

逮捕容疑は1月下旬ごろ、原発事故で避難指示区域に指定されている同県南相馬市小高区小谷の山林で、除染で生じた木の枝
などの廃棄物約3.4トンを不法に埋めた疑い。