死傷事故や熱中症が倍増 14年度の福島第1作業員 東電

(4/30 20:33 時事通信配信)

東京電力は30日、2014年度に福島第1原発で作業中に死傷したり、熱中症にかかったりした人が64人に上り、13年度の2倍に
達したと発表した。このうち、休業を伴ったケースは13人で、同2.6倍に上った。東電によると、64人のうち1人が死亡、重
傷は6人だった。13年度の死者は1人、重傷者は3人。

64人中最多は熱中症で15人。転倒やつまずきによる負傷が13人、機器や材料に体の一部を挟むなどして負傷したのが同じく
13人と続いた。