老朽原発4基を廃止 美浜や玄海、国内44基に

(4/28 02:04 共同通信配信)

関西電力美浜原発1、2号機(福井県)、九州電力玄海原発1号機(佐賀県)、日本原子力発電敦賀原発1号機(福井県)の
老朽原発4基が発電設備としての役目を終え、27日付で廃止になった。国内の商業用原発は48基から44基へ減少。東京電力
福島第1原発事故に伴い、運転期間を原則40年とする規定に沿って廃炉作業に入るのは初めて。中国電力島根原発1号機
島根県)は30日付で廃止になる。

関電など電力4社は今後、廃炉計画の認可申請を提出し、設備を撤去して更地に戻す廃炉の作業を始める予定だ。原発を解体
する過程で大量の低レベル放射性廃棄物が出るが、処分地は決まってない。