東京の公園で高い放射線量 地中に何らかの発生源か

(4/23 21:46 朝日新聞デジタル配信)

東京都豊島区は23日、区立公園「池袋本町電車の見える公園」で、1時間あたり最大480マイクロシーベルト放射線量を
測定した、と発表した。福島第一原発事故で、国が避難の目安とするのは年間20ミリシーベルト(ブログ筆者注:20ミリ
シーベルト=20000マイクロシーベルト)。40時間余り居続けると上回る計算になる。

最大値が測定されたのは、二つの滑り台が組み合わさった遊具がある地表部分。ただ、そこから数メートル離れた滑り台
の先端は0.07マイクロシーベルトに下がるという。地中に何らかの発生源がある可能性が高く、同区は遊具周辺をフェン
スで囲み、公園への立ち入りを当面禁止した。

同日の調査に立ち会った原子力規制庁は、「線量が高い範囲は狭く、長い時間立ち止まるような場所ではないため、普通
に遊んでいる場合であれば人体に影響はない」としている。