福島第1原発 免震重要棟付近で火災 放射線量にも変化なし

(3/30 13:23 NNN(フジテレビ系)配信)

福島第1原発の構内で29日夜、電源ケーブルなどを焼く火事があった。

火は、1時間後に消し止められ、けが人はなく、放射線量にも変化はないという。

警察などによると、29日午後8時すぎ、パトロール中の社員が、免震重要棟の西側の道路の側溝近くで、煙が上がっているのに気づいた。
初期消火を行ったうえで、現場を確認したところ、側溝の中を通る電源ケーブルやホースが焼けていた。
この火事で、けが人はなく、放射線量にも変化はないという。
煙を確認する直前に、変圧器の漏電など、異常を知らせる警報が鳴っていたことから、東京電力が火事との関連を調べている。