廃炉、18日にも一斉説明 4電力の老朽原発5基、延長断念

(03/11 22:34 千葉日報配信)

中国電力関西電力九州電力日本原子力発電の電力4社が、老朽化した原発計5基の廃炉を近く決定し、18日にも地元に
一斉に説明する方針を固めたことが11日、分かった。運転40年を超える老朽原発は安全対策にかかる費用が巨額になるため
運転の延長を断念、廃炉にせざるを得ないと判断した。

廃炉を近く決定するのは、中国電力の島根原発1号機(島根県)、九州電力玄海原発1号機(佐賀県)、日本原子力発電
敦賀原発1号機(福井県)、関西電力美浜原発1、2号機(福井県)。

4社は19日にも経済産業省に報告する方向で調整している。